SilkTest Intelligent Assistant の利用

SilkTest Intelligent Assistant を使って SilkTest 結果ファイル(.rex)のテストケースを分析し、そのテストケースに対する問題を作成して、Issue Manager で追跡することができます。テストケース結果を元に、新しい問題を作成したり、既存の問題を更新することができます。たとえば、新しいテストケースを実行してそれが失敗に終わった場合、Intelligent Assistant は新しい問題を作成してテストケースを添付することができます。その後、QA 開発者や QA エンジニアは、添付されたテストケースを Issue Manager から直接実行し、問題が修正されたかどうかを判断することができます。

メモ: SilkTest Intelligent Assistant では、SilkTest のテスト結果を SilkTest または Test Manager から直接 Issue Manager に送ることができます。

テストケースと問題との関連付け

1 つまたは複数のテストケースを 1 つの問題に関連付けることができます。ただし、同じテストケースを複数の問題に関連付けることはできません。Intelligent Assistant は、スクリプト名とテストケース名と引数が同じなら、同じテストケースであると判断します。

メモ: 1 つのテストケースを異なる複数のプラットフォームで実行した場合に、それを別々のテストケースとみなすよう Intelligent Assistant を設定することができます。この場合、すべてのプラットフォームでテストケースが合格になるまで、Intelligent Assistant はその欠陥が修正されたとはみなしません。

SilkTest 結果のインポート

SilkTest のテスト結果をインポートするには:

1    アクティブな受信箱([追跡] ユニット)で、ツールバーの右端にある[SilkTest Intelligent Assistant を開く] ボタンをクリックします。

2    [結果エクスポート ファイルの選択とオプションの指定] ダイアログが開きます。[エクスポートされたテスト結果 (.rex)] フィールドに、インポートしたい .rex ファイルのディレクトリ パスとファイル名を入力します。または、[参照...] ボタンをクリックして、ファイルを選択することもできます。

3    テストを実行するプラットフォームを統合ロジックの一要素として使いたい場合には、[SilkTest Assistance オプション] ドロップダウン リストからプラットフォームを選択してください。

4    エラーが起きていないテストでまだ問題と関連付けられていないテストもインポートするには、[問題と関連付けられていないエラーなしのテストも対象とする] チェック ボックスをオンにしてください。

5    [次へ] をクリックします。

 

6    すると、SilkTest Intelligent Assistant はデータベースを検索して、エクスポート ファイル内のテストケースが既に問題と関連付けられているかどうかを判断します。検索が終わると、[テストを問題と関連付ける] ダイアログが開き、次のようなテストケースのリストが表示されます。

-   失敗したテストケースで、まだ問題に関連付けられていないもの

-   問題に関連付けられているけれども、別の理由で失敗したもの

-   合格したテストケースで、欠陥と関連付けられていないもの(このテストケースが表示されるのは、前の画面で [問題と関連付けられていないエラーなしのテストも対象とする] チェック ボックスをオンにした場合だけです)

メモ: インポート ファイルのサイズが大きい場合には、データベース検索にかなりの時間がかかる可能性があります。

7    テストケースを選択し、左側の列で適切なチェック ボックスをオンにして問題に添付します。

8    ここで、テストを既存の問題に関連付けたり、新しい問題を作成することができます。

a    テストケースに対して新しい問題を作成する場合には、[新しい問題] を選択します。[新しい問題と関連付ける] ダイアログが開き、そこで新しい問題を作成することができます。詳細については「[問題の新規作成] ページ」を参照してください。

Issue Manager は、テストケースの情報を [問題の新規作成] ウィンドウの [テストケース] タブに表示します。

b    テストケースを既存の問題に関連付ける場合には、[既存の問題] を選択します。指示に従って適切な問題番号を [問題番号] フィールドに入力し、[OK] をクリックしてください。

9    [テストを問題と関連付ける] 画面に戻ります。新たに関連付けられたテストケースはダイアログのリストから消えています。

10    問題に添付したいテストケースごとにこの作業を繰り返します。

11    [次へ] をクリックします。

Issue Manager は、テストケース結果を元に、問題に対するアクション案のリストを作成します。リストが完成すると、[問題に対する変更の了承] ダイアログが開きます。問題ごとに、問題番号、現在の状態、テスト結果、アクション案、状態案が表示されます。

12    選択した問題についてアクション案を了承するには、適切なチェック ボックスをオンにして [選択した問題を了承] をクリックします。すべての問題のアクション案を了承するには、[すべてを了承] を選択します。

13    変更の了承が済んだら、[完了] をクリックしてダイアログを閉じます。

メモ: 了承が済んでいない問題があると、Issue Manager は変更を了承しないまま結果インポート処理を終わるかどうかを尋ねるダイアログを表示します。問題がなければ [はい] をクリックしてください。[結果エクスポートファイルの選択] ダイアログが閉じます。了承していない変更案それぞれについて、Issue Manager はデータベース中で関連するテストケースに印を付けます。後で同じ結果エクスポートファイル(.rex)のインポートを再び行うと、問題に対する変更の了承作業の続きを行うことができます。

Test Manager からの結果のエクスポート

Test Manager の実行結果は、Test Manager の [プロジェクト] ユニットの [アクティビティ] タブから、直接 Issue Manager に転送することができます。そのためには、リストの中の実行定義をクリックし、その実行定義の [実行定義の結果] ページを表示します。ページ下部の [割り当て済みテスト定義] 領域で、割り当て済みテスト定義の [このテスト定義で扱う問題の新規作成] ボタン([アクション] の列)を選択します。すると、Issue Manager が開いて [問題の新規作成] ダイアログが表示されるので、そこで新しい問題の内容を定義することができます。詳細については『SilkCentral Test Manager Web ヘルプ』を参照してください。

Test Manager の [テスト計画] ユニットを使うと、Test Manager のテスト定義に関連付けられた問題に簡単にアクセスすることができます。[テスト計画] ユニットの [問題] タブでは、テスト計画ツリーで選択されたテスト定義に関連するすべての問題が、詳細な表形式で表示されます。あるいは、直接新しい問題を作成することも可能です。ここから、Test Manager の問題と外部(Issue Manager)で定義された問題とを関連付けることもできます。詳細については『SilkCentral Test Manager Web ヘルプ』を参照してください。

SilkTest からの結果のエクスポート

SilkTest のテスト結果は、SilkTest から Issue Manager へ直接エクスポートすることができます。

SilkTest から結果をエクスポートするには:

1    SilkTest で結果ファイル(*.res)を開きます。

2    [Results|Send to Issue Manager] を選択します。[Send Results to Issue Manager] ダイアログが開きます。

3    送信するファイルを選択します。

4    [OK] をクリックすると Intelligent Assistant が起動します。

メモ: この時点で Issue Manager にログインする必要があるかもしれません。

5    [Intelligent Assistant] タブが開きます。このタブの [エクスポートされたテスト結果 (.rex)] フィールドには、結果ファイルのパスが既に表示されています。

6    ページ下部の [次へ] をクリックします。[テストを問題と関連付ける] ダイアログが開きます。この章の「SilkTest 結果のインポート」のセクションの詳しい手順に従って作業を進めてください。

変更案のリストの作成

テストケースの結果や SilkTest テストケースを問題に関連付けると、Issue Manager の SilkTest Intelligent Assistant は、その結果と問題について現在わかっている情報とを使って、問題の変更案のリストを作成します。

このリストには、問題に対するアクション案と、問題の新しい状態、アクションを承認したときに生じる理由コードが含まれます。アクション案は、各問題の現在の状態と理由コード、そして関連するテストケースの結果を元に決められます。

SilkTest Intelligent Assistant は、次の式を使って変更案のリストを作成します。

[現在の状態と理由コード] + [テスト結果] = [特別なアクション、新しい状態、理由コード]

たとえば、問題の現在の状態が [QA 準備完了] で理由コードが [解決] であり、問題に関連付けられたテストケースが失敗の場合、Intelligent Assistant は [自動修正却下] のアクションを提案します。そのアクションを取ると、欠陥の状態は [開発準備完了] に、理由コードは [却下] に変更されます。この例をまとめると次のような式になります。

[QA 準備完了かつ解決] + [テスト失敗] = [自動修正却下、開発準備完了、却下]