SilkCentral の Upload Manager を使うと、ファイル(主に画面キャプチャ、テキスト ファイル、テスト スクリプトなど)を Issue Manager データベース内の既存の問題にアップロードしたり、そのファイルをもとに新しい問題を作成することができて便利です。
Upload Manager は、ファイルを SilkCentral のファイル プールにアップロードするのにも使えます。そこに置かれたファイルには、Test Manager から簡単にアクセスできます。SilkCentral ファイル プールへのファイル アップロードの詳細については、「SilkCentral ファイル プールへのファイルのアップロード」を参照してください。
Upload Manager は 2 つの方法で立ち上げることができます。
• インストールしたプログラム ディレクトリから実行可能ファイルを起動する(...<Test Manager>/Upload Manager/UploadManager.exe など)。
• キーボード ホットキーの組み合わせを使う(Ctrl+Print Screen など)。この方法は SnagIt を設定すると有効になります。「SnagIt の設定」を参照してください。
Upload Manager のダウンロード
Upload Manager は、SilkCentral のクライアント [ツール] ページからダウンロードすることができます。一度ローカル システムにダウンロードすると、Upload Manager はスタンドアロンの実行ファイルとして SilkCentral とは別に直接起動できるようになります。
Upload Manager をダウンロードして起動するには:
1 [ヘルプ|ツール] へ移動し、[Upload Manager] のリンクをクリックします。
2 ブラウザのダウンロード ダイアログを使って、SetupUploadManager.exe ファイルをローカル システムに保存します。
3 SetupUploadManager.exe ファイルをダブルクリックし、Upload Manager の InstallShield ウィザードを起動します。
4 InstallShield ウィザードの指示に沿って、自分の名前、会社名、インストール先の場所を入力します。[Finish] ボタンをクリックすると、インストールが完了します。
SnagIt 画面キャプチャの統合
Issue Manager は TechSmith の SnagIt 画面キャプチャ ユーティリティと統合されているため、エラー状況の画面イメージをキャプチャし、(Upload Manager を使って)Issue Manager データベース内の問題に直接添付することができます。エラー状況を説明したり再現するには、画面キャプチャは非常に貴重です。
SnagIt の画面キャプチャをアップロードし、Issue Manager の問題に添付するには、まず SnagIt を設定する必要があります。
メモ: SnagIt を購入したり SnagIt の機能について詳しく知るには、次の TechSmith の Web サイトを参照してください。
http://www.techsmith.com
メモ: 以下の手順は SnagIt 8.2.2 で検証したものです。
Issue Manager 用に SnagIt を設定するには:
1 プログラム ディレクトリ([スタート|すべてのプログラム|SnagIt])から SnagIt を起動します。
2 SnagIt [プロファイル] ビューのツールバーにある [新規プロファイル ウィザード] ボタンをクリックします。
3 [画像キャプチャ] モードを選択します(まだ選択されていない場合のみ)。
4 [次へ] をクリックします。
5 入力の種類には [ウィンドウ] を選択します(まだ選択されていない場合のみ)。
6 [次へ] をクリックします。
7 [出力] ドロップダウン リストから [プログラム] を選択します。
8 [プレビュー ウィンドウ] メニュー オプションの選択をはずします。
9 [プロパティ...] ボタンをクリックします。
10 [出力プロパティ] ダイアログで、[追加...] ボタンをクリックします。
11 [プログラムの追加] ダイアログで、ローカル システムの UploadManager.exe ファイルを参照して選択します
(<Test Manager>\Upload Manager\UploadManager.exe など)。
12 コマンドライン パラメータとして次の文字列を追加します。
-config:2 -defid:0 -autoupload:10
メモ: その他のコマンドライン オプションについては、「Upload Manager のコマンドライン オプション」を参照してください。
13 [OK] をクリックします。
14 [プロファイル追加ウィザード] ダイアログに戻るので、[次へ] をクリックして [ステップ 4/6] に進みます。デフォルトの設定のままで [次へ] をクリックします。
15 [ステップ 5/6] では、デフォルトの設定のままで [次へ] をクリックします。
16 Upload Manager プロファイルに名前を付け(Upload Manager など)、Upload Manager を起動するためのホットキーの組み合わせを指定します(Ctrl+Print Screen など)。
17 [完了] をクリックします。
18 これでご自分の SnagIt プロファイルに Upload Manager プロファイルが追加され、SilkCentral 用の SnagIt の設定が無事終わりました。
SnagIt で画像をキャプチャするには:
1 SilkCentral 用に SnagIt を設定した後で(前のセクションを参照)、キーボード ホットキーの組み合わせを入力して(Ctrl+Print Screen など) SnagIt を起動します。
2 SnagIt の [キャプチャ] ボタンをクリックして画面をキャプチャします。
3 SnagIt ツールバーの [終了 (プログラム)] ボタンをクリックします。
4 これで Upload Manager が起動し、画面キャプチャをアップロードできるようになります。アップロードした画面を元に SilkCentral Issue Manager データベース内に新しい問題を作成することもできますし、その画面を既存の問題に添付することもできます。詳細については、この後の「Issue Manager へのファイルのアップロード」のセクションを参照してください。
メモ: SnagIt 画面キャプチャ ユーティリティの使い方についてさらに詳しく知りたい場合には、SnagIt のドキュメントまたは以下の TechSmith の Web サイトを参照してください。
http://www.techsmith.com
画面キャプチャ(などのファイル)を Issue Manager にアップロードするには:
1 アプリケーションの実行可能ファイル(UploadManager.exe)をクリックするか、SnagIt 経由で(前のセクションで説明したように設定したキーボード ホットキーの組み合わせを入力する)、Upload Manager を起動します。
2 [Select target location] ページで、ファイルを [SilkCentral Issue Manager 4.0.1 or higher] へアップロードするというオプションを選択します。
3 [次へ] をクリックします。
4 [Add...] ボタンをクリックして(アップロードしたいファイルが既に [Filename] フィールドに表示されている場合を除く)、アップロードしたいファイル(画面キャプチャなど)を参照して選択します。
5 アップロードしたいファイルが [Filename] フィールドに表示されたら、[次へ] をクリックします。
6 インストールした SilkCentral 用の接続パラメータを入力します。まず、Issue Manager をインストールしたコンピュータの [Hostname] を入力します(ホスト名にはプロトコル指定を含めないでください)。
7 インストールした SilkCentral の [Port] を入力します。
8 接続のセキュリティが確保されている場合(つまり HTTPSの場合)には、[Secure] チェック ボックスをオンにします。
9 SilkCentral サーバーで必要な [Username] と [Password] のログイン認証情報を入力します。
10 (省略可能)次に Upload Manager を実行したときにこれらのパラメータが自動的に入力されるようにするには、[Set as Default] ボタンをクリックします。
11 (省略可能)接続のインターネット設定(プロキシ サーバーの設定など)を行うには、[Internet Options...] ボタンをクリックします。
12 [次へ] をクリックします。
13 ファイルをアップロードする対象の Issue Manager プロジェクトを選択します。
15 この時点で、[New Issue] を作成してファイルをアップロードすることも、既存の問題にファイルをアップロードすることもできます。
メモ: 通常、ユーザーが画面をキャプチャするのは、問題が初めて見つかったときです(そのため Issue Manager と SnagIt との統合が非常に有効になります)。その場合には、[New Issue] オプションを選択するとよいでしょう。アップロードしたファイルを既存の問題に添付する方法の詳細については、「既存の問題へのファイルのアップロード」を参照してください。
16 [次へ] をクリックします。
17 アップロードするファイルの説明を [Specify file description] ページのテキスト ボックスに入力します。
18 [次へ] をクリックします。
19 入力したすべての情報を [Upload file] ページで確認します。変更が必要な場合には、[戻る] ボタンをクリックしてください。
20 [Close this window when the upload is complete] チェック ボックスの設定はデフォルトのままにします。
21 [Finish] をクリックするとアップロード処理が始まります。
22 アップロードが完了すると、ブラウザで Issue Manager が起動し、アップロードしたファイルが添付された新しい問題が自動的に作成されます。黄色で強調表示されたドロップダウン リストからあらかじめ設定された値を選択し、新しく作成した問題を定義します。
23 [説明] タブをクリックして、新しい問題の [概要] と [説明] を入力します。
24 [OK] をクリックすると、新しい問題が Issue Manager データベースに保存されます。この問題には問題番号が割り振られ、システムで定義したワークフローに従って、適切な受取人にルーティングされます。
既存の問題にファイル(画面キャプチャなど)をアップロードするには:
1 前のセクション「Issue Manager へのファイルのアップロード」で説明したステップ 1 〜 14 を実施します。
2 [Select issue] ページで [Existing issue] ラジオ ボタンを選択します。
3 ファイルをアップロードしたい問題の問題番号を [Issue ID] フィールドに入力します。
4 [Check] ボタンをクリックして、指定した問題の詳細を下のフィールドで確認します。
5 [次へ] をクリックして、前のセクション「Issue Manager へのファイルのアップロード」のステップ 17 に進みます。
メモ: 既存の問題にファイルをアップロードすると、ファイルは問題の [添付ファイル] タブに追加されます。
SilkCentral ファイル プールへのファイルのアップロード
SilkCentral ファイル プールにファイルをアップロードするには:
1 アプリケーションの実行可能ファイル(UploadManager.exe)をクリックして Upload Manager を起動します。
2 [Select target location] ページで、ファイルを [SilkCentral (server file pool)] へアップロードするというオプションを選択します。
3 [次へ] をクリックします。
4 [Add...] ボタンをクリックして(アップロードしたいファイルが既に [Filename] フィールドに表示されている場合を除く)、アップロードしたいファイルを参照して選択します。
メモ: ファイルをファイル プールへアップロードするときにファイルの説明を追加することはできません。
5 アップロードしたいファイルが [Filename] フィールドに表示されたら、[次へ] をクリックします。
6 インストールした SilkCentral 用の接続パラメータを入力します。まず、Issue Manager をインストールしたコンピュータの [Hostname] を入力します(ホスト名にはプロトコル指定を含めないでください)。
7 インストールした SilkCentral の [Port] を入力します。
8 接続のセキュリティが確保されている場合(つまり HTTPSの場合)には、[Secure] チェック ボックスをオンにします。
9 SilkCentral サーバーで必要な [Username] と [Password] のログイン認証情報を入力します。
10 (省略可能)次に Upload Manager を実行したときにこれらのパラメータが自動的に入力されるようにするには、[Set as Default] ボタンをクリックします。
11 (省略可能)接続のインターネット設定(プロキシ サーバーの設定など)を行うには、[Internet Options...] ボタンをクリックします。
12 [次へ] をクリックします。
13 入力したすべての情報を [Upload file] ページで確認します。変更が必要な場合には、[戻る] ボタンをクリックしてください。
14 [Close this window when the upload is complete] チェック ボックスの設定はデフォルトのままにします。
15 [Finish] をクリックするとアップロード処理が始まります。アップロードが完了すると Upload Manager が閉じ、アップロードされたファイルを SilkCentral のファイル プールで使えるようになります。
この章の「SnagIt の設定」のセクションで説明したように、Upload Manager の設定はコマンドライン オプションで定義することができます。コマンドライン オプションを定義すると、通常ならファイルのアップロードのたびに手作業で行わなければならない形式指定や設定の操作を自動化することができ、SnagIt と SilkCentral の統合を最大限に利用することができます。
メモ: コマンドライン オプションで行った設定は、SnagIt の GUI から手作業で行った同様の設定よりも優先されます。
コマンドライン オプションは、SnagIt の初期設定で入力することもできますし(この章の「SnagIt の設定」セクションの ステップ 12 を参照してください)、後で入力することもできます。
コマンドライン オプションを構成する際の形式は次のとおりです。schupIt.exe {options} {UploadFileNameList}
オプション設定をどの順番に並べても、アプリケーションの動作は同じです。オプションの解析では、大文字と小文字を区別しません。オプション パラメータを空白で区切ってはいけません。
Upload Manager では、以下のコマンドライン オプションをサポートしています。
HOSTNAME:<ホスト名>
例:HOSTNAME:tm.silk.com
アップロード先のサーバー(サーバー名の前にプロトコルを付けてはいけません)
USERNAME:<ユーザー名>
例:USERNAME:admin
サーバーへのログインに使用するユーザー名
PASSWORD:<パスワード>
例:PASSWORD:secret
サーバーへのログインに使用するパスワード
PORT:<ポート番号>
例:PORT:19120
アップロード先のサーバーのポート。80 がデフォルトの http:// ポートです。443 がデフォルトの https:// ポートです。19120 がデフォルトのテスト サーバーのポートです。
SECURE:<0 または 1>
例:SECURE:1
https://myhost:myport/ 接続の場合
- 0 を指定すると標準の HTTP 接続
- 1 を指定するとセキュリティ保護された HTTPS 接続
CONFIG:<設定 ID>
例:CONFIG:2
アップロード先サーバーの構成 ID。Issue Manager および SilkCentral にファイルをアップロードする際に使用します。
- Issue Manager にファイルをアップロードする場合は 2
- SilkCentral サーバーのファイル プールにファイルをアップロードする場合は 3
PROJECT:<プロジェクト ID>
例:PROJECT:0
0 を指定すると Issue Manager のデフォルトの Demo Project を使用します。
メモ: Issue Manager プロジェクトの ID 番号を確認するには、Issue Manager の [プロジェクト] ページで、アクティブなプロジェクト名の上にカーソルを置きます。その状態でブラウザのステータス バーの次の文字列を確認してください。imPrj=<プロジェクト ID 番号>
DEFID:<欠陥 ID>
例:DEFID:156
Issue Manager の具体的な問題(この例では問題番号が 156 のもの)にファイルを添付するときに使います。0 を指定すると新しい問題が作成されます。
DESC:<添付ファイルの説明>
例:DESC:Screen Shot Attachment
ファイルの説明を設定します(Issue Manager の場合のみ)。
AUTOCLOSE
アップロードが無事に終わった後で Upload Manager を閉じるかどうかを示す、Upload Manager ダイアログのチェック ボックスをオンにします。
AUTOUPLOAD:<ウィザード ステップ番号>
例:AUTOUPLOAD:10
ウィザードの指定したステップ番号(ウィザード ステップ番号)まで、自動的にファイルのアップロードを進めるよう Upload Manager に指示します。Upload Manager は、その次のウィザード ステップでユーザーに手入力を要求します。どこかのステップで設定エラーが検出されると、ファイルの自動アップロードはそのステップで中断します。
VERBOSE
このオプションを指定すると、依存先のコンポーネントが見つからない場合(たとえば、SilkPerformer プロジェクトを SilkCentral にアップロードしようとして SilkPerformer コンパイラが見つからない場合)にダイアログが表示されます。
<アップロードするファイル名のリスト>
例:C:\TEMP\MyScreenShot.jpg
複数のファイルを SilkCentral ファイル プールにアップロードする場合には、このようなパスを使うことができます。Upload Manager に渡すパラメータで先頭にダッシュ(-)が付いていないものは、絶対ファイルパスだとみなされます。
コマンドライン設定の例
この章の「SnagIt の設定」セクションのステップ 12 にコマンドライン オプションの使用例が挙げられています。この例は以下の内容を指定しています。
(-autoupload:10) ウィザードのステップを自動的に実行し、設定の要約とアップロードの進捗を表示する Upload Manager のページが開きます。
(-config:2)Issue Manager の設定です。
(-defid:0) 指定された Issue Manager サーバー上の指定された Issue Manager プロジェクト内に新しい問題を作成します。
メモ: その他のコマンドライン オプションについては、Windows のマニュアルを参照するか MSDN ライブラリを検索してください。